最近、「温活」という言葉をよく聞くようになりました。
体を温めて健康的に過ごそうというムーブメントです。
衣服や入浴等、外側から物理的に体を温める事は少し横に置きまして、
ここでは、食べて体を中から温める事について考えてみたいと思います。
古来より体を温める食材として生姜や唐辛子が用いられてきました。
現代では、その食材が効率的に熱を生み出す基礎として
良質なタンパク質、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどの栄養素を取って
しっかりと体を温めた上で、取ったエネルギーから生姜や唐辛子の成分で
効率的に熱を生み出すという考え方があります。
具体的には、豚肉や鶏肉などの低脂肪で高タンパクな食材を取り、
そのエネルギーを唐辛子に含まれるカプサイシンや生姜に含まれる
ショウガオールやジンゲロン等で熱を生み出して体を温めます。
冷え性の改善はさまざまな観点からとても重要ですね。
次回は、体を温める食材「生姜」を取り上げます。